1.セミナータイトルは「本題」+「副題」で構成する
このセミナーで「何が得られるのか?」や「最大の特徴」を一言で言い表したもの
タイトルを補足し、読み手の興味を引きつけ、より詳細な内容と伝えるもの
セミナータイトルを弊社では、「本題(タイトル)」+「副題(サブタイトル)」のセットで作成するのがおすすめです。
そして、「本題(タイトル)」はキャッチーでインパクトのある表現をし、「副題(サブタイトル)」では、本題だけでは表現できない魅力を補うようにしています。
このセットにすることでインパクトがありつつ、魅力や内容も伝わるタイトルを作ることができます。
2.セミナータイトルに盛り込むべき「7つの要素」
タイトル、サブタイトル考えるときに「盛り込むべき7つの要素」があります。
全てを盛り込むことが出来れば、かなり集客力のあるタイトルになります。
もちろん、2〜3の要素でも盛り込めば集客力のあるタイトルを作ることができます。
要素1:「ターゲット」を盛り込む
「誰に向けてのセミナーなのか?」をタイトルやサブタイトルに盛り込みましょう。
読み手がタイトルを見た時に「これは自分のためのセミナーだ!」と思ってもらえるタイトルが理想です。
例:
- 「集客に悩んでいる飲食店オーナー」のためのスマホ集客セミナー
- 「“自分の強み”を発見したい人」のための就活対策セミナー
- 「最強のチームを作りたいマネージャー」のためのコーチングセミナー
要素2:「ベネフィット」を盛り込む
ベネフィットとは、セミナーを受けることによって参加者に「どんな結果が得られるか?どんな得があるか」ということです。このベネフィットをタイトルに盛り込む必要があります。
セミナーで「直接的に得られる結果」だけではなく、「直接的な結果が得られることによって、セミナー参加者がさらに得られる結果」もベネフィットです。
その両方を盛り込むとタイトルはさらに効果的になります。
プロのアナウンサーのテクニックをマスターして
参加者をグッ!と引き込む方法を身につけませんか?
「プレゼンの達人“実践1day”セミナー」
ここでは、直接的に得られる結果は 「プロのアナウンサーのテクニックをマスターできる」という部分です。
そして、直接的な結果が得られることによって、セミナー参加者がさらに得られる結果は「参加者をグッ!と引き込む方法が身につく」という部分です。
要素3:「パワーワード」を盛り込む
パワーワードとは、文字通り「強い力を持つ言葉」です。「固有名詞」もパワーワードと言えます。
例えば「つかむ」よりも「ワシづかみにする」の方が強い印象を与えます。
タイトルの中の言葉を、より強い力を持つ言葉に置き換えられないか、考えていきましょう。
固有名詞(マッキンゼー、東大、ウォーレン・バフェットなど)、具体的な数字、流行語
圧倒的、大富豪、安定収入、永続的、奥義、起爆剤、究極、驚異、
劇的、期間限定、今だけ、大富豪、禁断、奇跡、告白、唯一無二の、完全マニュアル、
経験ゼロ・資本ゼロ、完全無料 など
要素4:「数字」を盛り込む
数字を入れることで、具体性や明確さが増し、セミナータイトルはパワフルになります。セミナーのベネフィットや内容を、数字を使って表現しましょう。
例えば、単に「売上げアップセミナー」というよりも「売上げ151%アップセミナー」といった方がより強く、明確になり、印象がアップします。
「たった3週間で・・・」「成功率97.5%の・・・」「2万人以上が学んだ・・・」「対前年比130%増の・・・」「指導歴20年、延べ1万人のクライアントをサポートした・・・」「1日5分の時間で・・・」 など
要素5:「簡単、楽に、早く、安く」を盛り込む
人間は本能的に、“簡単に、楽に、早く、安く”、望む結果を得たいと思っています。セミナーにその要素があるなら、タイトルにも盛り込んでいきましょう。
簡単さや即効性、金額の安さをイメージできる言葉を盛り込みましょう。
・難易度が低い:初心者のための・・・、中学生でもできる・・・
・楽にできる:1日5分たった30日で結果が出る・・・
・早く結果が出る:参加した翌日から・・・
・安い:毎月1万円から始める株式投資
要素6:「ニュース性」を盛り込む
「新しいもの」はそれだけで人を引き付ける力があります。
あなたのセミナーにニュース性のある内容があれば、以下のようなワードを使ってアピールしましょう。
「初めて」を表すワード・・・日本初上陸、世界初、業界初、初公開など
「新しさ」を表すワード・・・新登場、新発売、新事実、最新、斬新、新時代、
画期的、歴史的、前代未聞、次世代、緊急開催など
要素7:「希少性」「限定性」を盛り込む
人は「いつでも」「誰でも」手に入るものは欲しくなりません。逆に「限定●名」「今だけ」と言われると途端に魅力を感じるようになります。
あなたのセミナーに「希少性」「限定性」を持たせられないか工夫してみましょう。
3.利用頻度の高いセミナータイトル「5つの雛形」
利用度の高いセミナータイトルの5つの雛形をご紹介します。
事例にはサブタイトルも併せて掲載しています。ここまで書いてきた内容と照らし合わせてご覧ください。
なお、この5つの雛形は組み合わせても有効です。
雛形1:●●することで○○が手に入る『◎◎ステップセミナー』
「ステップバイステップで習得できる」というのは「簡単に確実に成果が手に入る」というイメージを想起させます。
『●●することで○○が手に入る』というベネフィットと併せて表現することで「ベネフィットが確実に手に入るセミナーである」ということを印象づけることができます。
(タイトル) 『実践的12ステップマーケティングセミナー』
雛形2:●●が語る○○を得るために『◎◎法則セミナー』
人は成功するための「方程式」や「法則」に興味を持ちます。
講師の実績を盛り込むことが信憑性も高まります。
(タイトル) 『劇的にスピード出世する人の7つの法則セミナー』
雛形3:簡単に●●な結果が得られる『●●式◎◎セミナー』
「~式」「~流」「~型」のように、オリジナリティのあるネーミングをつけることで「特別なメソッド感」を出すことができます。
「簡単、楽に、早く、安く」と組み併せたタイトルにしてみましょう。
(タイトル)山田式メルマガ集客セミナー
雛形4:●●をマスターするための『○Daysセミナー』
実践型、ワークショップ型のセミナーに有効なタイトルです。
短期集中で高度なスキルやノウハウが習得できることをイメージさせます。
(タイトル)ウェビナープロモーション集中マスター2Dayセミナー
雛形5:●●な人、必見!『○○限定セミナー』
2日間限定、15名限定、期間限定、経営者限定・・・などの限定性をセミナータイトルにストレートに盛り込みます。
「●●な人、必見!」というターゲットを明確にする言葉と組み併せてもよいでしょう。
(タイトル)【15名限定】ビジネスアイディア発掘セミナー
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